この度、当事務所にて申請代行を務めました中華料理人の在留資格「技能」の認定申請が無事許可されましたので、成功事例としてご紹介いたします。
申請のポイント
今回の申請では、雇用理由書に以下の点を明確に記載したことが許可取得につながりました:
- 経営状況の誠実な説明
飲食店の売上が以前は伸び悩んでいた実情を正直に説明しました。審査においては、事業の現状を正確に伝えることが重要です。 - 事業回復と発展計画の提示
最近になって客足が回復傾向にあり、この好機を活かすための具体的な事業計画(点心メニューの充実)を明示しました。 - 外国人料理人の専門性の証明
雇用予定の中華料理人が「中華面点師」という専門的な技能等級を保有していることを強調し、点心メニュー拡充に不可欠な人材であることを証明しました。
申請成功のカギ
在留資格「技能」の申請において重要なのは、単に「人手が足りない」という理由ではなく、その外国人の専門的技能が事業にどのように貢献するかを具体的に説明することです。
今回のケースでは、売上向上のための明確な戦略(点心メニューの充実)と、それを実現するための専門技能(中華面点師の資格)の関連性を論理的に説明できたことが成功の要因となりました。
当事務所では、外国人の専門的技能を活かした事業発展をお考えの事業者様のご相談を承っております。在留資格申請に関するご質問やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。